ココナッツオイルの効果

みなさんは、ココナッツオイルを使用したことはありますか?
最近ブームとなっているココナッツオイル、食べてもよし・髪や体に塗ってもよしの万能なオイルです。今回はそんなココナッツオイルの効能をご紹介します。

効能1.ダイエットに効果的
ココナッツオイルは中鎖脂肪酸に分類されます。
一般の食用油に含まれる長鎖脂肪酸は、カラダに吸収された後、リンパ管、静脈を通って脂肪組織、筋肉、肝臓に運ばれ分解や体内に貯蔵されます。必要に応じてエネルギーとなります。
それに比べ中鎖脂肪酸は、肝臓へ通じる門脈を経て、直接肝臓に運ばれ、効率よく分解されてエネルギーとなります。
中鎖脂肪酸はすぐにエネルギーになりやすく、太りにくい脂肪酸です。
そして、中鎖脂肪酸は、牛脂やラードといった動物性脂肪の燃焼を助けてくれます。
なので、体についてしまった体脂肪を減少させる効果があるので、ダイエットにも効果的です。

効能2.便秘に効果的
ココナッツオイルが小腸にある腸絨毛に浸透するので、腸の中の食品添加物などの化合物の汚れなどを掃除してくれます。
すると、小腸が正常に動き出し、便秘解消につながります。
便秘が長期的に続いてしまうと、肌荒れやイライラ、肥満などにもつながってしまいます。
便秘を解消することもダイエットに効果的です。
また、便秘が長期的に続いてしまうと、大腸ポリープや大腸がんに発展することも。
ですので、ココナッツオイルを積極的に摂り、便秘を解消することがおすすめされています。

効能3.コレステロール値を下げる
脂肪を摂取すると、コレステロールや体脂肪に代わるために、コレステロール値を上昇させて、中性脂肪酸を増やしてしまいます。
しかし、ココナッツオイルは主成分が中鎖脂肪酸のために、コレステロール値を上昇させることがほとんどないのです。
また、中鎖脂肪酸は、代謝を促進するために善玉コレステロールを増やして、悪玉コレステロールを減らすともいわれています。
しかし、取りすぎには注意しましょう。
・効能4.糖尿病の予防・改善になる
成人病として発症する糖尿病の主な原因はインスリンの抵抗性が大きな原因です。
インスリンの抵抗性は、内臓脂肪や皮下脂肪などの肥満と関係しています。
ココナッツオイルで中鎖脂肪酸を摂取することで、このインスリン抵抗性を改善する効能があります。
過剰な内臓脂肪の蓄積を抑える効果があるのです。
また、サラダ油などの精製された油は糖尿病のリスクを高めるので、摂取するのは控えた方がいいです。
インスリン抵抗性とは・・・
インスリンに対する組織の感受性が低下し、インスリンが作用しにくい状態。
感受性が低下しているため、より大量のインスリンが必要となります。
II型糖尿病の原因と考えられています。

効能5.心臓血管疾患のリスクを下げる
心臓血管疾患といえば、心筋梗塞や狭心症です。
どちらの原因も動脈硬化によるものです。
伝統的に昔からココナッツオイルをたくさん摂取している地域では、心血管系の病気が多いという報告は少ないようです。

効能6.免疫力を高める
ココナッツオイルに含まれている、ラウリン酸はさまざまな微生物に対して抗菌作用をがあります。
なので、ヘルペス、インフルエンザなどのウイルス、黄色ブドウ球菌、アクネ菌などにも効果があります。

効能7.紫抗シワ効果や美白効果、抗炎症作用などが期待
ココナッツオイルに多く含まれているトコトリエノールという成分があります。
トコトリエノールの健康効果
• 美肌効果
• 美白効果
• コレステロール値を下げる効果
• 動脈硬化を予防する効果
トコトリエノールは吸収されてから、皮膚に多く分布されるので、紫外線による酸化からお肌を守り、シワや美白に効果的なようです。
また、抗炎症作用もあると期待されています。

効能8.甲状腺機能の低下の改善。代謝アップ
サラダ油などの一般的な植物性油は、甲状腺の機能を低下させてしまうため、代謝を下げてしまいます。
代謝が下がることによって、カロリー消費が少なくなってしまうので、体脂肪として蓄積されてしまい、体重の増加にもつながってしまいます。
そのため、サラダ油などの多価不飽和脂肪酸を多く含んでいる油を食べるたびに甲状腺の機能が低下し、機能しなくなっていきます。
とくに大豆油は有害なので気をつけておきましょう。
甲状腺の機能が低下することによって、肌の乾燥・肌荒れ、くすみ、寒気、むくみ、疲労感、便秘、月経異常、眠気、抑うつ、無気力などの症状も出てきます。
これを改善する効果効能があるのがココナッツオイルです。
さきほども説明しましたが、ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸です。
そしてサラダ油などは長鎖脂肪酸です。
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸の代謝を促進する効果がありダイエットに効果的です。
代謝アップにつながるので、甲状腺の機能低下の改善にもつながります。

効果9.アトピーに効果的
体に塗る使い方です。
ココナッツオイルはアトピー性皮膚炎に効果的というデータが出ています。
特に、皮膚黄色ブドウ球菌に抗菌作用があります。
また、アトピー性皮膚炎の乾燥にも効果的です。
ですので、ココナッツオイルは食用だけでなく、皮膚の塗り薬としても、その効果効能が期待されています。

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