2016/02/15
先日、平成27年下半期(2016年1月19日)の「直木賞」「芥川賞」の発表が行われました。作家さんの登竜門として受賞すると一気に知名度が上がり人気作家さんの仲間入りを果たせる注目度の高い賞ですね。また、日頃活字を読むことが減ってしまった人(私だけかもしれませんが…)にとってもこの時期は、どんな本が受賞するのか気になります。
そこで今回は「直木賞」と「芥川賞」について調べてみました。
☆芥川賞と直木賞は同時に制定された☆
・「芥川賞」・・・芥川龍之介の名を記念して、直木賞と同時に昭和10年に制定された。
・「直木賞」・・・直木三十五の名を記念して、芥川賞と同時に昭和10年に制定された。
☆【純文学】対象となる作品が違う【大衆文芸】☆
・芥川賞
各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品中最も優秀なるものに呈する賞。
・直木賞
各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)あるいは単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品中最も優秀なるものに呈する賞(応募方式ではない)。
共に有名な作家さんの作品は対象外になります。
☆純文学とは?☆
・「芸術性」「形式」を重視
純文学は、大衆小説、あるいは小説一般に対して、商業性よりも「芸術性」「形式」に重きを置いていると見られる小説を総称する、日本文学における用語。
☆大衆文学とは?☆
・「娯楽性」「商業性」を重視
「大衆文芸」は「大衆文学」と言い換えることができます。大衆小説、大衆文学とは、純文学に対して、芸術性よりも娯楽性・商業性を重んじる小説の総称である。「娯楽小説」「娯楽文学」も同義語。「通俗小説」「通俗文学」とも呼ばれた。
☆有名な芥川賞受賞作品☆
【第1回】 『蒼氓 (そうぼう)』: 石川 達三
【第34回】『太陽の季節』 : 石原 慎太郎
【第39回】『飼育』:大江健三郎
【第75回】『限りなく透明に近いブルー』:村上龍
【第104回】『妊娠カレンダー』:小川洋子
【第130回】『蹴りたい背中』:綿矢りさ
【第146回】『共食い』:田中慎弥
【第153回】『火花』:又吉直樹
【第154回】『死んでいない者』:滝口悠生
『異類婚姻譚』:本谷有希子
☆有名な直木賞受賞作品☆
【第1回】『鶴八鶴次郎』『風流深川唄』『明治一代女』:川口松太郎
【第39回】『花のれん』:山崎豊子
【第42回】『梟の城』:司馬遼太郎
【第56回】『蒼ざめた馬を見よ』:五木寛之
【第58回】『アメリカひじき』『火垂るの墓』: 野坂昭如
【第120回】『理由』:宮部みゆき
【第135回】『まほろ駅前多田便利軒』:三浦しをん
【第154回】『つまをめとらば』:青山文平
受賞作品と作家を一部挙げてみましたが、この他にもたくさんの有名な作品がありました。スマホやパソコンの漬けの毎日ですが、この機会に本をよんでみたくなりました。皆さんもいかがですか?
そこで今回は「直木賞」と「芥川賞」について調べてみました。
☆芥川賞と直木賞は同時に制定された☆
・「芥川賞」・・・芥川龍之介の名を記念して、直木賞と同時に昭和10年に制定された。
・「直木賞」・・・直木三十五の名を記念して、芥川賞と同時に昭和10年に制定された。
☆【純文学】対象となる作品が違う【大衆文芸】☆
・芥川賞
各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品中最も優秀なるものに呈する賞。
・直木賞
各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)あるいは単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品中最も優秀なるものに呈する賞(応募方式ではない)。
共に有名な作家さんの作品は対象外になります。
☆純文学とは?☆
・「芸術性」「形式」を重視
純文学は、大衆小説、あるいは小説一般に対して、商業性よりも「芸術性」「形式」に重きを置いていると見られる小説を総称する、日本文学における用語。
☆大衆文学とは?☆
・「娯楽性」「商業性」を重視
「大衆文芸」は「大衆文学」と言い換えることができます。大衆小説、大衆文学とは、純文学に対して、芸術性よりも娯楽性・商業性を重んじる小説の総称である。「娯楽小説」「娯楽文学」も同義語。「通俗小説」「通俗文学」とも呼ばれた。
☆有名な芥川賞受賞作品☆
【第1回】 『蒼氓 (そうぼう)』: 石川 達三
【第34回】『太陽の季節』 : 石原 慎太郎
【第39回】『飼育』:大江健三郎
【第75回】『限りなく透明に近いブルー』:村上龍
【第104回】『妊娠カレンダー』:小川洋子
【第130回】『蹴りたい背中』:綿矢りさ
【第146回】『共食い』:田中慎弥
【第153回】『火花』:又吉直樹
【第154回】『死んでいない者』:滝口悠生
『異類婚姻譚』:本谷有希子
☆有名な直木賞受賞作品☆
【第1回】『鶴八鶴次郎』『風流深川唄』『明治一代女』:川口松太郎
【第39回】『花のれん』:山崎豊子
【第42回】『梟の城』:司馬遼太郎
【第56回】『蒼ざめた馬を見よ』:五木寛之
【第58回】『アメリカひじき』『火垂るの墓』: 野坂昭如
【第120回】『理由』:宮部みゆき
【第135回】『まほろ駅前多田便利軒』:三浦しをん
【第154回】『つまをめとらば』:青山文平
受賞作品と作家を一部挙げてみましたが、この他にもたくさんの有名な作品がありました。スマホやパソコンの漬けの毎日ですが、この機会に本をよんでみたくなりました。皆さんもいかがですか?