お手軽<爪もみ健康法>

爪もみ健康法は、ただ爪を揉めば良いというものではありません。爪もみには正しいやり方があります。今回は、爪もみの正しい方法について覚えてみましょう。
 
☆正しい爪もみ法☆
 
正しく爪もみを行うには、もむ場所を知らなければなりません。爪もみは、爪の生えぎわの両角にある「井穴」というツボを刺激します。この井穴を反対の手の親指と人差し指でつまんで、もみます。少し痛い程度の強さで爪もみをして下さい。あまり軽いと、神経に刺激が伝わらず効果は薄いようです。かといって、強ければいいというものではないので、血が出るほどギューギューと爪もみをする必要はありません。力加減や、ピンポイントでもみにくい場合は、綿棒や先の丸いものでもんだり、爪もみ用の器具グッズなども市販されていますのでそれらのグッズを使用しても良いと思います。
 
予防には10秒ずつ、改善には20秒ずつほど、1日に2~3回爪もみをすると良いとされています。もむ指によっても、効果は異なりますので、注意してください。
 
親指は肺などの呼吸器官
人差し指は胃腸などの消化器官
中指は主に耳関連
小指は主に心臓や腎臓などの循環器官
 (注)薬指は交感神経を刺激してしまうので、爪もみを行わないようにしましょう。
 
☆免疫力アップに爪もみ☆
 
免疫力は、体を感染や病気から守ってくれるものです。この免疫力が低下すると、感染症や病気などを発症しやすくなってしまいます。そこで登場するのが、お手軽に免疫力をアップできると言われている爪もみ健康法です。
 
免疫力が低下するのは、自律神経の「交感神経」が過剰に働き、免疫力を
担っている白血球の一種のリンパ球が減少し、顆粒球が増加することでバランスがくずれることが最大の原因といわれています。爪もみを行い、自律神経を正常化することにより、交感神経が緊張しすぎて減少したリンパ球を増やし、免疫力を回復させるのです。
 
足の疲れなど下半身の症状を予防改善する場合は、足の爪もみをすると良いでしょう。不眠症や寝つきが悪い方は、就寝前に爪もみをすると効果的です。これらの効果以外にも、爪もみは血行を良くしてくれますので、冷え性などの改善にも役立ちます。
 
どうでしたか?お手軽な爪もみのやり方を覚えて、健康を目指してみませんか。
 

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