2018/09/03
季節の変わり目の体調の変化に注意
季節の変わり目に体調を崩してしまう事がしばしばあります。
暑い夏から涼しい秋の変わり目に注意したい「秋バテ」についてご紹介します。
≪秋バテの主な症状≫
・身体が重くだるく感じる
・いつもより食欲がない
・気分が優れず、無気力になる
・顔色が悪い
・めまい、立ちくらみなどでクラクラする
・肩が重く感じ、頭痛がする
≪秋バテになる原因≫
(1)寒暖の差
夏はエアコンなどの人工的な寒暖差がありますが、秋は自然の暑さや涼しさが出てきて寒暖差が出てきます。昼は暑くても、朝と夜になると涼しくなります。
(2)秋の気候に移り変わる
秋になってくると夏とは違う気候に変化してきます。それは秋特有の低気圧が通ることや自然的な寒暖差に身体が慣れないことで体調を崩してしまいます。空気も澄んできて過ごしやすいですが、気候の変化には要注意です。
(3)冷たい物の摂りすぎ
暑い夏はアイスや冷たい飲み物、かき氷など冷たい物が欲しくなる季節です。ただ夏が過ぎると冷たい物の摂り過ぎでお腹を壊したり、寒気がすることがあります。「まだ暑いから大丈夫だろう」と思っていても季節は日に日に変わっていますので、摂り過ぎに注意して体調管理に気を配りましょう。
≪秋バテ予防の為にできる事≫
(1)お風呂でしっかり温まる
暑いとシャワーだけで済ませがちですが、気温が涼しくなってくると湯冷めしてしまう事もあります。身体の芯から温めるつもりで湯船に浸かって冷えないようにする事が大切です。
(2)免疫を高める食材を食べましょう
温かい食べ物や飲み物を摂り、1日3食バランスある食事を摂りましょう。秋になると色の濃い野菜が旬を迎えます。その中には秋バテを予防する免疫のある食材や身体の循環を良くしてくれる食材もあり、健康管理にも役立ちます。
食材例
かぼちゃ、さつまいも、長芋、山芋、ゴボウ、レンコン、きのこ類、秋刀魚、鮭、鯖、栗、ぶどう、梨、百合根、銀杏、蜂蜜など
≪最後に≫
夏から秋にかけての時期は「少し寒いけど大丈夫だろう」と思いがちですが身体は正直です。薄着で過ごさないように気を配り、体調が優れない時は医療機関に行き受診しましょう。無理せず体調を整えて、季節の変わり目には気を配りたいですね。