2022/05/30
梅雨シーズンになると、朝しっかりセットしても湿気で髪の毛が広がったり、うねったりと髪の毛の悩みは尽きませんよね。これは、髪質もありますが、髪のダメージがあればあるほど、汗や湿気がひどい季節にはこの髪質のクセが出やすいのです。
髪表面は「キューティクル」と呼ばれるうろこ状のたんぱく質で覆われています。
この「キューティクル」は乾いているときは閉じており髪内部の成分や水分を保つ役割を果たし
空気中の水分を髪内部に入り込ませない役割も担っています。
それなのでキューティクルが健康な髪ならば、外部からの湿気や水分も、しっかりブロックしてくれます。
逆にキューティクルの剥がれた、「傷んだ髪」だと、髪が乾いてる状態でも、皮膚に浮き出た汗や空気中の水分を吸収しやすい「湿気に弱い髪」になってしまうんです。
その結果ボリュームがでるタイプの人はさらに爆発しやすくなったり、うねるクセのある人はうねってしまう。
ペチャンコになる人は柔らかい猫っ毛だったり毛量が少ない方が多いです。
キューティクルを守るためには!!!
①正しいやり方でシャンプーをする。
しっかり汚れを落そうと、ついゴシゴシと強い力で擦ったりしていませんか?
キューティクルは髪の毛を濡らすと開く性質があります。その状態でゴシゴシすると髪の毛は傷みます。
まずは髪の毛を、しっかりすすいでから、髪の毛の汚れを落します。次に手のひらにシャンプーを取ったら、
しっかりと泡立てましょう。しっかりした泡で髪を洗うと摩擦が起きるのを防いでくれるので泡立てたシャンプーを髪の毛に乗せたら、地肌を揉みこむように洗ってください。
②トリートメントで保湿する
洗顔後にお肌を保湿するのと同様、髪の毛も保湿が大切です。
濡れた髪の毛に使う洗い流すタイプのトリートメントは髪の奥深くまで浸透しダメージをケアしてくれます。
浸透させている間に、身体を洗ったり湯船に浸かったりします。
しっかりと時間を置くことでよりトリートメントを浸透させることにつながります。
最後にトリートメントを洗い流して終了です。この時に流しすぎないように滑らかさが残るくらいにしましょう。
③必ずドライヤーで乾かす
髪の毛が傷むからと自然乾燥させるのは逆効果です。濡れた髪はキューティクルが開いてる状態で髪の水分や
たんぱく質が外に流れ出てダメージをうける原因になります。
タオルドライし、ドライヤーで、しっかり乾かす!
ドライヤーの前に洗い流さないタイプのトリートメントをつけておくと、ドライヤーの熱から髪を守ってくれます。
毎日の日常でできそうなことをご紹介しましたが、髪の湿気に悩んでる方は是非試してみてくださいね。
梅雨シーズンに限らず髪にダメージを与えない洗髪、ドライ方法を実践し年間を通じてきれいで、まとまりのいい髪にしましょう。