2022/06/10
食品を日もちさせ、購入時の栄養&おいしさをキープする冷凍保存。しかし間違った方法では効果が半減するそうなので今回は正しい冷凍保存方法をご紹介したいと思います。
冷凍保存の基本4ルール
1.買ったら直ぐに冷凍保存
冷凍保存が遅れるほど食品の劣化が進みます。購入したら鮮度やおいしさ、栄養を保つために即保存を!
2.水分をよく拭く
水分が付いていると霜ができて味が落ちる原因に。
3.空気を抜いて密封する
空気に触れると酸化、乾燥、劣化を招きます。購入時のパックのままでなく、冷凍保存用袋に入れ、空気を抜いて密封して下さい。
4.急速に冷凍する
完全に凍るまでの時間が長くかかると品質が悪くなるようです。厚みを薄くして、保冷剤と一緒に保存すると、冷凍速度が少し上がるのでオススメ。
~野菜~ 生のまま食べたいもの以外ほとんどの野菜が冷凍OK!
野菜の多くはアクがあるものをのぞき、生のまま冷凍できます。調理しやすいようにカットしておけば、凍ったまま調理できるので便利ですね。ただし、食感が変わるのでサラダは不向き。
~魚類~ 臭みか出ない工夫をし、鮮度がよいうちに即冷凍を!
魚は臭みが出やすいので、塩を振ってしばらく置き、出てきた水分(臭み)を拭き取ってから保存を。塩麹漬けにして保存すれば身がふっくらとし、醤油漬けや味噌漬けにすれば、凍ったまま鍋に入れ、酒や水を足して煮付けにできます。
~肉類~ 下味を付けて保存すれば柔らかく、おいしくなる!
酒と塩、醤油などで下味を付けておくと、味が染み込みやすく、肉質も柔らかくなり、凍ったまま加熱調理もOK。ひき肉は板状のまま袋に入れ、菜箸などで筋をつけて分割しておけば凍った状態で割って取りだせます。
冷凍保存が断然おすすめの食品6選
大根 下茹でしなくても味が染みやすくなる!
トマト 濃厚な味わいになり実が柔らかく変化!
椎茸 酵素が働きうま味成分も栄養価もアップ!
しじみ ゆっくり冷やすとオルニチンが増量!
豆腐 食感が変わってお肉のような弾力に!
玉ねぎ 甘みがアップし短時間であめ色になる!