2016/09/11
9月になると急に涼しくなり、また、暑くてもどこか涼しく、「秋が来たなぁ」と思います。
青空も少し遠くに感じて、色も淡くなり、秋の空になってきました。
そんな季節の変わり目の時期、体調を崩される方も多いと思います。そこで中国医学的な視点から簡単な秋の注意事項を書かせていただきます。
◎秋は暑い夏の疲れの影響を受ける季節です。
暑い夏には、喉越しの良い冷たい物をどうしても多くとってしまいます。そんな夏の食習慣の積み重ねによって、秋の胃腸はダメージを受けている場合があります。
◎秋に出る夏の疲れによる不調は様々。
胃腸の不調を引き起こすのはもちろんのこと、身体が重だるい、気分が優れない、また持病が辛くなる、花粉が辛い・・・などの症状を引き起こすこともあるのです。
また最近、風邪症状の患者さまも増えてきました。夏の疲れで身体が弱っているので、風邪をひきやすくなっています。
そして風邪から起こる腰痛、膝痛、胃腸の不調などもあります。
◎秋に疲れを出さないためにできること。
胃腸のためにも、冷たい飲み物や食べ物、甘い物、そして、水分全般の取り過ぎには注意してください。
そして、寒暖の差が激しい季節です。風邪予防のために、夏感覚で薄着をして身体を冷やさず、汗をかいたら(首周りや腰など)汗をかいた場所を冷える前に拭いてください。
荷物にならない薄手のストールやジャケットやカーディガンを持ち歩いて、寒くなったらさっと着れるようにしておくのもおススメです。
以上、あまり神経質になりすぎずにトライしてみてください。