自分でできるエアコンの掃除!

夏は涼しく、冬は暖かい空気を運んでくれるエアコン。その普及率は年々高くなり、以前は「必要ない」とされていた北国や北海道でも最近はエアコンの普及率が増えているそうです。室温の調整がしやすく便利な家電と言えますが、その一方で長くエアコンを使用していると「何か変な臭いがする」と思った経験がある方は多いのではないでしょうか。その変な臭いの原因はカビです。せっかく心地良い風がきているのに、それがカビ臭かったらとても残念な気持ちになりますよね。かと言って、エアコンを業者に頼んで清掃してもらうとなると、その代金は10,000~20,000円とも言われており、気軽には頼めません。ならば、自分で掃除ができるのか。簡単にできるエアコンの掃除の方法を調べてみました。
 
☆エアコンクリーニングの手順☆
 
1.掃除前に必ずコンセントを抜きます。
2.エアコン上部の埃やゴミを、水で濡らして固く絞った雑巾で拭き取ります。
3.前面のパネルを外し、パネルとフィルターの汚れを取ります。
4.吹き出し口やルーバーの汚れを拭き取ります。
5.電源を入れて送風運転を行います。
 
☆フィルターの掃除方法のコツと注意点☆
 
フィルターはプラスティック樹脂でできているので、無理やり取り出そうとすると破損の原因になります。ねじったり引っ張ったりせず静かに取り外して下さい。フィルターに溜まった埃やゴミは、最初に掃除機で吸うのがよいでしょう。しかしこの時、フィルターの内側から掃除機を掛けると、返って目詰りの原因となってしまうので必ず外側から掛けるようにして下さい。掃除機で吸い出せなかった埃やゴミがある場合は、使い古しのハブラシで軽く擦るとよく取れます。それでも汚れが落ちない場合は、浴室へ運びシャワーを掛けるのがよいでしょう。ただしこの場合は、先ほど掃除機を外側から掛けたのとは逆に、内側からシャワーの水を掛けるようにしないと目詰まりしてしまうので注意しましょう。
 
☆吹き出し口(シロッコファン)とルーバーの掃除方法のコツと注意点☆
 
吹き出し口を掃除する場合は、ルーバーを指で回し角度を下げて中が見やすい状態にします。この時、必ずエアコンのコンセントが抜けていることを確認して下さい。万が一コンセントが入っていると、突然エアコンが作動して指が巻き込まれるなどの思わぬ事故に繋がる可能性があります。ルーバーを下に向けたら、固く絞った雑巾を指に巻き付け、中に指を入れるようにして汚れを取ります。この時、汚れがひどいようでしたら、中性洗剤を薄めたものを使ってもよいですが、その場合は必ず雑巾を水で洗って仕上げ拭きをし、洗剤がルーバーに残らないようにして下さい。
 
☆エアコンの掃除の仕方のまとめ☆
 
ちょっと大変ですが、エアコンの掃除は最低でも月一回ほどするのが好ましいようです。そしてフィルターは2週間に1回。こまめに掃除しておくと、内部のフィンやファンにも汚れが付きづらくなり、清潔を保てますので、是非毎月続けて掃除するようにしましょう。
今年の夏も暑かったので、エアコンのいらない日はないぐらいでしたね。来るべき冬に向けて、しっかりとエアコンのメンテナンスをしたいと思っています。
 

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