窓の「結露」を防止する方法

冬になると毎日悩まされる窓の結露。放っておくと部屋のカビやダニの原因になり、衛生的に良くありません。 「夏型過敏性肺炎」や「パンケーキ症候群」の病気を聞いたことがありますか?カビの一種・トリコスポロンが引き起こす『夏型過敏性肺炎』や、カビをえさとして大量発生したコナヒョウヒダニが原因で起こる『パンケーキ症候群』など、あたらしい病気も報告されており、結露対策は健康面からもますます重要になってきています。
 
☆そもそもなんで結露はおこるの?☆
 
湿気を含んだ空気が冷たいものに触れ、空気が水蒸気を含むことが出来る最大の量「飽和水蒸気量」を超えると、水滴となって発生します。
温度が下がると飽和水蒸気量が減るため、あふれた水蒸気が結露に変わります。日々の結露対策としては、水蒸気の量を減らすためにこまめな換気などが大切になります。
 
☆簡単に出来る!窓の結露を防ぐ方法☆
 
1. 台所用洗剤で窓を拭く
 
洗剤を10倍~20倍に薄めて泡立てた後、タオルにつけて窓を拭き、最後に乾拭きするだけ。界面活性剤の効果により水滴が付きにくくなります。
 
2. 塩水で窓を拭く
 
塩水を使って窓ガラスの結露対策をする方法。塩水で浸したスポンジで、窓を拭くだけと簡単な作業で予防できます。
 
3. お風呂の換気扇を24時間回し続ける
 
マンションで特に効果アリの方法。お風呂(部屋の構造によっては台所)の換気扇を24時間つけっぱなしにするだけで結露を防止できます。
 
☆日々の結露対策☆
 
下記のようなことを日頃から気を付けると、結露を防ぐことができるそうです。
 
・除湿機やエアコンの除湿機能を使う。
・石油ストーブやガスストーブなどの燃焼系のストーブをやめ、エアコンや
 オイルヒーターなどの暖房器具に変えてみる。
・家具は壁から5cm以上話すと、カビなどが壁につくことがなく、衛生的。
・押入れやクローゼットの扉を開け、空気の入れ換えを日頃からすることで
 水蒸気の滞留を防ぐ。
・加湿器や暖房機の使用に気をつけることで、空気中の水蒸気量を意識して
 コントロールする。
 
わかってはいるけど、毎日やるのもめんどくさい。忙しくてついつい放置してしまう人も簡単にできる予防策をまとめてみました。 明日からでもできるので、是非お試しください!
 

お問い合わせContact

些細なことでもご不明な点などがございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

さかき歯科クリニック

TEL086-234-2250

お問い合わせフォーム