乾燥肌対策

 
最近寒くなってきて空気が乾燥してきましたね、乾燥した空気は私たちの身体のあらゆる場所を乾燥させます。
乾燥するととてもかゆいですし、でも掻き毟ってしまうと悪化してしまいます。
元々乾燥肌の人は症状が悪化してしまいますし、夏には乾燥肌ではなかったはずの人も乾燥肌になってしまうこともありますよね。
どんなに気を付けていても改善しない乾燥肌…もしかすると、日々のケアに何かが足りないのかもしれません。
そこで、今回は冬の乾燥肌対策や原因を解説します。
どのようにして乾燥肌になってしまうのか、理由をしっかり理解して毎日の保湿ケアを見直してみましょう。
乾燥した状態で放置していると、皮膚のバリア機能が低下し、どんどん刺激に弱くなります。そしてさらなる皮膚トラブルを引き起こしかねないので、少しでも早く正しいスキンケアを習慣にしてくださいね。
 
乾燥肌の原因
なぜ、冬になると肌が乾燥してしまうのでしょうか?
まず冬だけでなく1年を通してずっと乾燥肌だという人は、スキンケアのやり方を間違っていたり乱れた生活習慣が原因の乾燥肌である可能性が高いです。
そうではなく、秋や冬に乾燥肌になってしまっている人は空気が乾燥したり気温が低下することが原因でしょう。
冬の乾燥した空気にさらされると、肌に溜めていた水分が逃げてしまいます。水分は乾燥している場所へと流れやすいという特性があるのです。
さらに冬になると気温が低下するため、汗をかきません。すると肌表面の水分が減少するので乾燥が進みます。そして気温が低下することで血行が悪くなり、身体のリズムが崩れて皮脂量が減少してしまいます。
さらに血行が悪くなることで肌の表面にまで栄養素がしっかりと行きわたらなくなり、本来正常であるはずの肌のターンオーバーがうまくいかなくなってしまうのです。
ターンオーバーとは皮膚の生まれ変わりのことで、細胞が入れ替わることで肌が新しく生まれ変わります。
このターンオーバーがうまくいかなくなると、皮膚のバリア機能が低下し肌が乾燥しやすくなるのです。
人の肌にとって、最適な湿度は65%程度です。冬は湿度が足りないのでさらに乾燥肌が進んでしまいます。
湿度の低い環境に、バリア機能が低下した状態でさらされる肌は肌荒れや湿疹・シワなどのトラブルを抱えやすくなるので注意が必要です。早急に乾燥肌を何とかしないといけませんね。
 
 
冬の乾燥肌対策のおすすめ
冬の乾燥肌を改善するには、季節に合ったスキンケアに変えることをオススメします。化粧水や乳液など、1年中同じものを使用するのではなく冬の乾燥肌に効果のある成分が入ったものを選ぶことが大切です。
また、熱いお湯は必要な皮脂まで洗い流してしまうので洗顔はぬるま湯で行うようにしましょう。
食事でも乾燥肌対策ができます。
肌を健康に保つために必要な栄養素をしっかり摂取するようにしましょう。
皮膚や粘膜を保護するはたらきのある「ビタミンA」や血流を改善して新陳代謝を促す「ビタミンE」、皮膚や爪の細胞の再生を助けたり粘膜を保護してくれる「ビタミンB2」、肌のビタミンと呼ばれ不足すると肌のトラブルを招く「ビタミンB6」、コラーゲンを生成する「ビタミンC」が重要な栄養素です。
他にも、肌を健康に保つためにタンパク質はしっかり摂り、脂質も控えすぎないことが肝心ですよ。
乾燥肌は1日で改善できるわけではありません。
ですが、毎日のこまめなケアでしっとりを保つことができます。
日中でもクリームを塗るなど、皮膚の水分や皮脂を補ってあげることがオススメです。
市販されているスプレータイプの化粧水は、外出先でも手軽に水分を補うことができるのでひとつカバンに入れておくと便利です。
ただし、化粧水だけでケアを完了してしまうことはオススメできません。スプレーで肌に乗った化粧水の水分は、肌にもともとある必要な水分を奪いながら蒸発します。
ですので、クリームや美容液などで必ずフタをしてあげてくださいね。
進行するとかゆみも出てきて厄介な乾燥肌ですが、うまくケアしてあげることでできるだけ抑えることができます。
生活習慣も見直して、しっかりスキンケアをして身体もお肌も健康に冬を乗り切りましょうね。
 
 

お問い合わせContact

些細なことでもご不明な点などがございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

さかき歯科クリニック

TEL086-234-2250

お問い合わせフォーム