納豆について


納豆の健康パワーについて
「まずは材料である大豆が、とても栄養が豊富であることが一つ。とにかくタンパク質を多く含むのですが、大豆タンパクは油脂を含んでいないので、動物性タンパク質に比べてカロリーが低い。栄養価が高いのにヘルシーな理由はまずそこです。そして大豆には他に、イソフラボンやレシチン、カルシウムといった栄養素も含まれる。その大豆を納豆菌が出す酵素で発酵させることで、栄養素がアミノ酸レベルに分解されるので、より体が吸収しやすい状態になります。また、発酵により新たにビタミンなどが醸され、ただの大豆の何倍もパワフルになるわけです」
なるほど! 聞けば聞くほど納豆の力強さが気になります。ということで、“納豆を食べると起こるかもしれない良いことベスト8”をご紹介。これはもう、食べざるを得ません!
疲労回復
大豆のレシチンには疲労回復機能が。脳の働きを助けたり、ストレスを解消する働きもあるので、メンタル的な疲労にも一役買ってくれる。また同じく大豆が持つビタミンB1は、不足すると体がエネルギーを作れなくなるので、摂ることで疲労が回復。
美肌になる
大豆に含まれるカリウムは、細胞の働きを正常に保つので、皮脂細胞を活性化させ新陳代謝を促し、皮膚の再生を進めます。またビタミンEには皮膚を老化させる活性酸素を除去する作用が。また、ネバネバ成分も、皮膚の再生を進めます。
免疫力がアップ
発酵により、イソフラボンがアグリコンという分子に変化。アグリコンには免疫力を増強する力が。理想の摂取量の目安は1日70~75mg、納豆を1日1パック(約50g)ほど食べればOK。また発酵で生まれるジピコリン酸には、強い抗菌作用、抗ウイルス作用が。
腸内環境が整う
発酵の源である納豆菌は、腸に生きたまま届き、腸内を悪玉菌が増殖しにくい環境を作るといわれています。ちなみに納豆10gには100億個もの納豆菌がすんでいるとか! また大豆の持つ水溶性&不溶性食物繊維が腸壁を刺激し、善玉菌を増やし便通が良く。
健康的に痩せる
大豆に含まれる亜鉛には、摂取した糖質を筋肉細胞に吸収し、エネルギー化しやすくする力があり、糖質が中性脂肪化しにくくなる力が。さらに大豆の食物繊維が、腸内でコレステロールを吸着、さらに余った糖質も包み込み、体外に排出するお手伝いも。
高血圧・血栓の予防
大豆のサポニンは、血栓を作るもととなる過酸化脂質の生成を抑制。サポニンを摂ることで、動脈硬化を予防することが。さらに血中コレステロール、中性脂肪の低下も期待できます。また、カリウムには、ナトリウムを排出し、血圧を下げる効果あり。
骨が元気になる
骨を丈夫にするカルシウムの吸収には、タンパク質が必須。大豆には、タンパク質を構成するアミノ酸のうち18種類が含まれているので、摂るとカルシウムの吸収率がアップ。また発酵でできるビタミンK2は、カルシウムを骨に吸着させる作用が。
アンチエイジング
これはなんといっても、イソフラボンの力が絶大! 女性ホルモンのエストロゲンと同じ構造をしているので、女性ホルモンが低下したときに、ホルモンの代わりに作用する。それだけでなく、タンパク質が性ホルモンを増やすのをお手伝いする効果も。
納豆は美味しくて健康や美容にもいいことがたくさんあるみたいですね、納豆を食べて夏を乗り越えましょう。
 
 
 

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