2022/05/12
だれでも一度は使ったことがあるだろう、リュック。通勤通学なんかにも大活躍で、日常的に使っている人も多いですよね。でも、大活躍だからこそ、いつのまにか汚れてしまうもの…。夏場はたっぷり汗をかくので、リュックの臭いも気になります。リュックが汚れたら、みなさんどうしていますか?というわけで、今回はリュックの洗濯について紹介したいと思います。素材によりお手入れの仕方が異なるので気をつけてくださいね。
洗濯機で洗う方法。手洗いで洗う方法と2通りご紹介します。
~リュックを洗う前の準備~
・リュック内のゴミやホコリをできるだけ取り除く
紙ゴミやペンなどを入れたまま洗濯してしまうと、かえって汚れてしまうこともあります。必ず事前に全てのポケットやチャックの中を確認しておくと安心です。事前にゴミやホコリ、入れっぱなしのボールペンなどを取り除いておくと、洗濯しやすくなります。
・外せる付属品はすべて外す
洗濯機洗いでも手洗いでも、汚れ落ちのムラやダメージを防ぐため、装飾品は外して別で洗いましょう。特にクッション材(ポリウレタンなど)は劣化しやすいので、どうしても外せない場合は手洗いしてください。
洗濯機での洗い方
ナイロン、ポリエステル、布製は洗濯機で洗うことができます。少しでも楽に洗いたい!と言う人は洗濯機で洗うのがいいですね。
1.リュックを裏返して洗濯ネットに入れる
まず、リュックを洗濯機で洗う際はチャックや裏側の装飾が絡まないように裏返します。型崩れ防止のために洗濯ネットに入れましょう。色落ちしないものであれば他の洗濯物と一緒に洗えますが、ポリエステル素材は汚れを再付着させやすいので、他の洗濯の様子を見て判断してください。
2.「手洗いコース」で洗濯する
洗濯コースは「手洗いコース」を選びましょう。洗濯機によっては「ドライコース」「おしゃれ着洗いコース」といった優しく洗えるコースを選ぶと良いでしょう。すすぎはいつもより念入りに設定します。また、汚れがひどいときはぬるま湯を使うと効果的に汚れを落とせます。
3.手で軽く水気をとる
洗濯機での脱水は型崩れの原因になるので、洗濯後はタオルで押して軽く水気を取りましょう。背面パッドなどの水を吸収しやすい場所は、手で水分を押し出すように拭きます。
手洗いでの洗い方
絶対に型崩れしたくない…という人。付属品がたくさんついているもの(登山用リュックなど)は手洗いをオススメします。付属品がたくさんついているリュックは手洗いしましょう。
1.洗面器に水をためる
まずはリュックが浸るくらい洗面器に水を溜めます。リュックが入る大きさの洗面器がないときは、洗面台や浴槽を使うと良いですよ。汚れがひどい場合はぬるま湯を使うとよりきれいに仕上がります。
2.中性洗剤を入れ、リュックを浸ける
溜めた水にリュックを漬ける前に、水の量の1%程度の割合で中性洗剤を加えて混ぜ合わせ、洗濯液を作っておきましょう。洗浄液ができあがったらリュックを漬けます。
3.押し洗いする
洗面器の中で、リュックを押し洗いします。リュックが型崩れしないように優しく押すのがポイントです。汚れにもよりますが、20~30回程度を目安に押し洗いすれば良いでしょう。揉んだりこすったりは傷みの原因にもなるので避けましょう。
4.水を入れ替えながら、よくすすぐ
押し洗いができたら、リュックについた洗剤が落ちきるまでしっかりすすぎ洗いしましょう。何度も水を取り替え、水が汚れなくなるまですすぎます。洗剤が残っていると黄ばみの原因になるので注意が必要です。
5.水気をとる
すすぎ洗いができたら洗面器から取り出し、水気を取ります。背面パッドなど水分を吸収しやすい箇所は、手やタオルで軽く押して水気を取りましょう。逆さまにすると水が落ちやすいですよ。