冬だからこそ「かくれ脱水」にご注意を!

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冬は喉の渇きを感じにくく、汗をかいている実感もなく、体が冷えてしまうことを気にして、水分補給の回数が減りがちになってしまいます。 体から水分と電解質が失われる「脱水症状」。熱中症をともなう夏ばかりではなく、脱水は冬にも起こることがあります。 冬は空気が乾燥し、さらに暖房器具の使用で湿度が下がります。気温の低い冬は夏と違って、汗をかかず、喉も渇きづらいので、「かくれ脱水」を起こしていても気づきにくいのです。 口の中が粘る、身体がだるくなる、ふらつく、などは隠れ脱水のサインかも。 とくに子どもや高齢者は、脱水症状に陥るリスクが高く注意が必要。高齢者の脱水は脳梗塞や心筋梗塞など深刻な疾病つながることもあります。 マスクを着ける生活が定着し、こまめに水分を摂る機会が失われがちです。また、マスクをしていると喉の渇きを感じにくくなり、水分不足に気付くのが遅くなります。 外出自粛等の影響でおうち時間が増えた方も多いのではないでしょうか。不活発な生活で筋肉量が減少しているかもしれません。筋肉には体内の水分を蓄える働きがあるので、筋肉量が減ると蓄えられる水分の量も減少します。 脱水症の予防のために。 こまめに水分補給をしましょう。 1日に食事以外から約1.2ℓの水分補給が必要と言われています。 一度にたくさんの量を飲むのは大変なので、喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分を摂るようにしましょう。起床時(歯磨き後)、入浴の前後、寝る前など水分補給をするタイミングを決めておくことも、効果的な方法のひとつです。 食事を抜かないようにしましょう。 食事も大切な水分補給の機会です。1日の食事から約1ℓの水分を補給しているといわれています。1 日 3 回の食事を欠かさず食べるようにしましょう。 体を動かして筋力を維持しましょう。 外出自粛等で不活発な生活を強いられていますが、ご自宅でできる体操にチャレンジする、人通りの少ないタイミングに散歩に出かける、買い物のときにいつもより多く歩いてみるなど体を動かすことも大切です。また体を動かすことで食欲もわくようになるので、食事を抜かないことにつながります。

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