おいしさが違う!純水を使ったかき氷

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夏の風物詩として、暑い季節には食べずにはいられないかき氷。今年の夏は猛暑が続いているため、キーンと冷たいかき氷を食べて暑さを和らげている方が多いのではないでしょうか。 かき氷は、水道水やミネラルウォーターなど一般的な水を使用したものでも冷たいおいしさを味わえますが、純水を使ってつくると味が格別です。 今回は、そんなおいしさの違う純水を使用したかき氷を紹介します。 純水は一般的な水に含まれる塩素(カルキ)、カルシウム等などを取り除いた、純度の高い、言わば“水そのものの水”です。無味、無臭、無色で不純物がほとんど含まれていないため、ビールや幼児用のミルクなどに活用されています。かき氷は、この純水を使用した透明な氷でつくることでおいしくなります。それでは、一般的な水でつくったかき氷との違いは何でしょうか。水道水の場合、塩素(カルキ)などの不純物が含まれているため、食感がとげとげしく感じたり、氷にカルキの匂いが残ってしまい、水そのもののおいしさが薄れてしまいます。純水を使用した透明な氷でつくったかき氷は、不純物がほとんど含まれていないため食感が非常にマイルド。口に入れるとスーっと溶けてなくなります。水そのものの味のため、シロップの味もより引き立たせてくれるのです。しかしおいしいかき氷は、純水を使うだけではできません。純水を使用して透明な氷をつくることがポイントとなります。透明な氷とは、不純物や空気がほとんど含まれていない氷。この氷をつくるためには、時間をかけて純水を凍らせる必要があります。例えば製氷会社は水を専用のろ過装置に通して、マイナス10度でゆっくり凍らせておいしい氷をつくっています。ゆっくり凍らせることで空気などが放出され、白く濁らない透明度の高い氷ができます。透明な氷は、家庭でも簡単につくることが可能です。通常、家庭用の冷凍庫の温度はマイナス20度。水は急激に冷えてしまい、おいしい氷はできません。しかし以下の方法を使うとおいしい氷がつくれます。 ① 純水の入った製氷器をポリエチレン袋に入れる② その上からタオルを巻いて凍らせる。この方法を使うと水がゆっくり凍り(通常の1時間程度遅く凍ります)、透明な氷をつくることができます。さらにこの方法でつくった氷は溶けにくくなります。おいしい一味違ったかき氷を味わってみてはいかがでしょうか。

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